白髪を抜くと?

白髪が1本だけあると、どうしても気になってしまいます。

他の部分は黒いのに、その1本だけ白いというのはとても目立ってしまうからです。

ならば抜いてしまえば良いと思えるものですが、ここで気になる話が1つあります。

それは白髪を抜くと増えてしまうから、抜いてはいけないという話です。

白髪を抜いてはいけない理由には、科学的根拠があると言われています。

白髪を抜いてしまうことにより、毛根の細胞を伝って周囲の毛根神経を傷つけてしまい、結果的に白髪が増えることになるというものです。

白髪がいらないからと抜いてしまったせいで、逆に白髪が増えてしまうことを考えると、極力抜かないようにして短く切った方が良いと思えるでしょう。

しかしこれは、実はまったく根拠がないでたらめな話です。

白髪を抜いたからといっても白髪が増えるわけではありません。

この話がいったいどこから出てきたのかはわかりませんが、髪についての知識がない人が聞くと信じてしまいそうな話です。

白髪が出来る原因は、毛髪の根元にある毛母細胞の間にあるメラノサイトで作られるメラニン色素が減少・消失することです。

そしてこれは髪の毛一本一本の問題なので、白髪を抜いた所で他の髪の毛に広がるということはありません。

ただし髪の毛を抜いたことで毛穴や毛根が傷ついてしまい、炎症を起こしてしまう可能性があるので抜かない方が良いというのは間違いではありません。

結果的に抜かない方が良いとはいえ、誤った情報を信じないように気をつけてください。